ホスピス求人 TOP >> ホスピス(緩和ケア)の看護師 >> ホスピスの看護師の仕事内容・役割
ホスピスの患者さんは、他の病院の入院病棟と違って、積極的な治療を行わず、痛みの緩和ケアが中心となります。そしてなによりも患者さんが充足した毎日が送れるように身辺を快適に整える、環境や雰囲気を作るのも看護師の仕事です。医師との連携を取りながら、患者さんの日々の様子や、点滴や注射などの治療、麻酔医と連携して痛みや苦しみを減らすような治療プランや使う鎮痛剤の検討、ミーティングなど、することは多いです。
もちろん夜間や休日などのシフトがあれば、それもこなさなければなりません、何しろすでに治療の施しようがない患者さんが入っているホスピスですので、病状の急変や危篤状態などは日常茶飯事です。そうした生と死を目の当たりにする職場になります。
緊急時に慌てることなく対処し、また患者さんはナーバスになることもあり、ときには看護師にきつくあたるときもあるでしょう。それでも患者さんの心に寄り添って最期まで看取るだけの精神力と優しさがなければ、とても勤まる仕事ではありません。
経験豊富で、他の診療科での臨床経験があるベテラン看護師でも、ホスピス勤務は慣れるまではかなりのストレスや無力感を持ってしまうこともあるということです。患者さんの身体の状態や状況に合わせて、その方に取ってベストの生活をしてもらうのに生活環境を工夫し、環境を整えるために細心の注意を払います。
また、医師や他の介護福祉士との連携や他の看護師との伝達によって、患者さんにプレッシャーを与えず、毎日のんびり過ごしてもらえるように余裕のあるシフトで看護師を回すなど就業環境への考慮も必要でしょう。院外の学会や研究会への参加で、まだまだ日本では少ない終末期、緩和ケアを積極的に学び毎日の仕事や臨床現場に活かしている看護師さんもいます。自分なりのやり方を見つけて、こうしたタフな現場を毎日乗り切る工夫が必要でしょう。
技術、知識、そしてホスピス医療はまだまだこれからです。その先駆者になるために、新しいアイディアややり方を考えて心の医療ができるホスピスを作り上げましょう。看護師の担う役割はとても多いのです。臨床現場で働くことで、自分の成長を実感したり、患者さんとのやりとりが上手になったり、良い意味での割り切りを身につけたりすることも必要でしょう。他の専門科に比べて、余裕がある雰囲気やシフトのなかで、効率よりもクオリティ重視のある意味医療現場の理想が体験できるかもしれません。
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